風薫る、木々の新緑が美しい季節になりました。さて、新年度がスタートして1カ月が過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。新生活がはじまると心はうきうきし、様々な価値観に触れる機会が増えます。また、生活環境の変化、人との出会い、通学・通勤の変化など、新しい刺激が自分のもとにやってくる時期でもあります。そういった新しいものがやってきた時、私たちはその変化に適応しようとするのですが、それにはとてもストレスを伴います。
人は “自分らしくいられること” つまり自然体でいられるとストレスをあまり感じません。しかし、新しい環境において、最初から自分らしさを出すことは中々難しいことです。例えば、周りの人がどんな人物なのかを観察したり、新しい場で自分のポジションを探したりするでしょう。そうやって頑張る日々が続くと、G・Wあたりで気持ちがプツンと切れ、それまでの疲れがどっと出て、「朝起きたくない」「仕事に行きたくない」「なんか疲れた・・・」といったことを感じるようになります。この現象は “5月病” として、一般的に広く知られています。
慌ただしい日々を送っていると、自覚がないうちに、心と身体がストレスを感じていることもあるでしょう。日頃からこまめにストレス発散や息抜きをしておくなど、毎日のちょっとした心がけを大切に過ごしてみてください。
(心理 Y S 記)





