SNSやLINEなどコミュニケーションや情報を得るためのツールの発達により、自宅にいながらも簡単に他者と繋がることができ、情報に触れられる世の中になりました。そんな中で意識的に「ひとり時間」をつくることの価値が見直されています。SNSやメッセージの通知から離れ、自分だけの静かな時間を持つことは、心の健康にとっても欠かせない習慣といえます。
「ひとり時間」が癒しや心の回復につながる理由は、自分のペースで過ごすことができるから。適度な一人時間は、ストレスホルモンの減少、自己認識の深まり、集中力の回復、感情の整理がしやすくなる等の効果があるとされています。
なかには、ひとりでいることが苦手であったり、一人になると不安になる、という方もいるかもしれません。少しずつ、自分のペースでひとり時間を楽しめるようになると、人との関係も自然と楽になります。ひとり時間を楽しめるようになると、誰かに依存しすぎなくなる、相手に「こうしてほしい」と無理に求めることが減る、お互いの距離感がちょうどよくなり、一緒に過ごす時間をより大切にできるようになるという効果も期待できます。自分で自分を満たせるようになることで、他人に満たしてもらおうとしなくなるので、自然と人間関係におけるストレスが減っていくのです。
〇ひとり時間を楽しむポイント
ひとりの時間を過ごしていく中で積み重ねられていく、自分のペースを大事にすること、自分がしたいことを大切にすることは、誰かと一緒にいても自分を見失わない、という自信を育てる糧となります。一人で過ごす時間を大切にするからこそ、他者ともうまく向き合える。特に、自分を後回しにして相手に合わせがちな方、空気を読んで人付き合いに疲れてしまいやすい方こそ、ひとり時間をもち自分を大切にする機会が大切になると思います。
(心理 A K 記)






